晴れてアメリカの新一年生になった娘。
最初、アメリカの学校がよくわからず、バタバタしておりましたが、なんとか慣れてきました(親も含めて)。
娘はスクールバスを利用していて、その場合便利なバスアプリに登録する必要があります。
スクールバスは学校が運用しているわけじゃなく、地域の郡が運営しています。
なので、何か変更や手続きがある場合、地域の運営に連絡する仕組みです。
バスアプリはとても便利で、乗車するバスの現在地がどこにいるのか、GPSを駆使してMAPで確認することができます。
そろそろ近いから停留所までお迎えに行こうか〜、なんて感じで確認できます。
アラートも設定できて、自分で半径何mにバスが来たら通知する、など設定が可能です。
たまにバスの位置が狂ってる時もあるので100%信用できませんが(笑)、でもとても便利なシステムです。
バスの乗車時間はとても早く、我が家は早朝の6:40分。。。(涙)
まだ空も真っ暗の中、バスに乗車させています。
そして近所をぐるぐる徘徊して、学校到着までに約1時間も乗車しています。
車で送れば10分ほどの距離ですが、お友達とバスに乗るのも楽しいようなので、利用しています。
そして帰りも同じ、約1時間乗車!
でも、中で居眠りしたりお菓子を食べたり、バスの中でしか会えない上級生のお友達もいるようで、楽しんでいるみたいです。
アメリカのスクールバスは通学が安心。日本にも導入してほしい!
スクールバスを利用し始めて、何より驚いたことが
自宅のすぐ近くにバスが停まるようにしてくれること。
いや、クレヨンしんちゃん並じゃん。。。
あそこまで家の前じゃないけども。
家から徒歩2分ほどの場所にバスが停まることになったので、送迎はとても楽です。
そうそう、もちろんバスは無料!
公立小学校の授業料も無料!
そしてコロナ禍の食堂(カフェテラス)の食事も、期間限定で無料!
アメリカは子供を優遇しているな、と感じます。
なんというか、日本よりも子供の人権が高いと感じます。
代表的な例が、父親は娘と一緒に入浴できない、1人で留守番させてはいけない、すぐに虐待やネグレクトとされる、子供1人で出歩いてはいけない、などです。
また、特徴的なのは離婚しても共同親権であることです。
日本だと両親が親権を争いますが、アメリカは共同親権なので、どっちかが子供を勝手に連れていくと誘拐とみなされます。
産みの母親でもです。
裏を返せば、それだけ子供への虐待や犯罪が多いということなんでしょう。
その中でもスクールバス制度は事故を防げますし、性犯罪や事件から守れるのはとても安心です。
コストはかかるかもしれませんが、日本もぜひ導入して欲しいですね。
PTAで緑のおばさん(もう古い?笑)をする必要もなくなりますし、保護者の負担も減るのでは無いでしょうか。
子供の自立を促すのもいいですが、犯罪や事故は取り返しがつかない事ですからね。
※ちなみに、バスを利用しない人は親が車送迎をします。本当に家が近くて大きい中学生は、徒歩で帰っている子もいるみたいです。
そして、アメリカの交通ルールで一番カーストが高いのが、このスクールバスです。
スクールバスが停止中に車で追い越しをしたら、かなりの減点をされます!
